北朝鮮とエホバの証人
8月18
北朝鮮は今も信教の自由を制限している。
さながら国全体がエホバの証人のような国でもあるのだが、エホ証の布教は禁止されている。
理由はエホ証がアメリカの終末論を振り回すキリスト教で反米感情が強烈に渦巻いている北朝鮮でJWが布教すれば朝鮮労働党はアメリカ帝国主義の手先のエホ証を公開銃殺とか強制収容所で永遠に死刑に等しい刑罰を与える可能性も大きい。
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民団は今も朝鮮総連の北朝鮮帰国事業を民族的犯罪であるという立場を糾弾している。
北朝鮮は地上の楽園でエホバが祝福するような国であって、南の韓国は朴軍事独裁政権でサタンが支配する暗黒の国であった、というのが1960年、1970年の朝鮮半島の日本からみた空気だったのだろう。
エホバの証人が地上の楽園が聖書で実現する!と奉仕伝道している一方で、在日社会では北朝鮮の帰国事業が熱心に行われていてさながらエホ証の地上の楽園のような感じだったのだろう。
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日本共産党の別働隊から北韓の出先機関への体制転換。その過程で北韓にならい権力を韓徳銖議長に一点集中し、朝鮮労働党の日本支部的役割を果たしていく。 金日成・金正日父子の唯一指導体制を確立するための「学習組」や反主流派に圧力を加える「ふくろう部隊」も結成された。「日本のなかの北朝鮮」と称される ゆえんがここにある。
しかし、創立当時は北韓一辺倒の追従型組織ではなかった。金王朝にひたすら忠誠を誓いはじめて以降、在日同胞の権益を守るという団体の性格が色あせてくる。その道筋をつけたのが、「北送事業」であった。
北の言いなりにしか動けない総連組織の中で、「優秀」であるということは、自分でものを考えず、ひたすら上からの命令を忠実に実行するイエスマンだとい うことだ、と著者は言う。だとすれば、北の核があるからこそ韓半島の安全が守られていると言い放つ総連組織の終焉は近い。
<読書>朝鮮総連の大罪 許されざる、その人びと
8月14
このブログで自分は朝鮮総連に批判的な記事が増えていて、朝鮮学校の民族教育はエホバの証人の王国会館のようなものだということも批判的に書いている。
とはいうものの朝鮮総連系の在日朝鮮人のブログで考えさせられる発言に関しては別に悪いとは思ってもいないし、言論の自由というか朝鮮総連擁護のブロカーをみんな悪とかサタンとか反日教育を熱狂するスパイ工作員と糾弾することはしたくはない。
自分だって朝鮮学校の教育はエホ証そっくりだ!とは批判はしているが、朝鮮学校だって北の指導者の個人崇拝や核開発を正統化するような発言をしたり、JWみたいに北朝鮮の指導者を地上の楽園で讃えるカルト的な教育は問題であって、民族教育をすべて否定しろ!とはいいたくはない。
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私は、先にも申したとおり「総連系」ですし、民団については詳しくありませんので、ここからは総連に特化して申し上げます。 「総連は北朝鮮を支持している組織であるから、そこに属する者は全員北朝鮮を支持し、北朝鮮の指示どおりに動く」などと喧伝している、あるいはそのように信じ切っているカキコミをよく目にしますが、あり得ません。
どんな政治体制の独裁者でも、どんなカリスマ教祖でも、どんなワンマン社長でも、そこに属する人間すべての人心を掌握し切るなど、歴史上存在しませんし、これからもおそらく存在しないでしょう。
総連に属する人の、本国(北朝鮮)に対する距離感や、指導者への親和性は本当に人それぞれです。熱狂的な人もいるが、完全にしらけている人もいます。これは、総連のどのセクションに属しているか、専従活動家なのかそうでないのかによっても異なるようです。
kinchan的朝鮮総連考(1) ― 朝鮮籍は朝鮮総連の構成員で北朝鮮の信奉者 … そんな訳ないがな!
朝鮮総連本部が売却というか、差し押さえになっている。
本部を失った朝鮮総連の事件はもはや朝鮮総連がかつての勢いがなくなって在日社会から見捨てられた・・・との批判も逆巻いている。
先軍政治で核開発に精を出す北朝鮮に盲目的に追従して日本社会や民団からも激しい批判を浴びた朝鮮総連であるが、本部を失って競売にかけられた・・・というのは組織の崩壊を暗示する事件というべきだろうか?
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