朴正煕大統領が昔、韓国で維新クーデターで政権を握って韓国に軍政を敷いて反共独裁国家のために情報を統制して徹底的な軍政を強権発動した時代があった。

 その頃、日本にも韓国にもエホバの証人がいたが、韓国ではエホバの証人は反戦平和と徴兵拒否を繰り返して韓国の軍事独裁政権の犠牲者でもあったことは記憶に留めてもいい。

 昔は韓国は独裁政権で北朝鮮が地上の楽園でもあったのだ。

 北朝鮮の金日成が地上の楽園で韓国が地上の地獄の維新独裁の暗黒のファッショ政治を繰り返していて、朝鮮総連は連日のように韓国の軍政を機関誌で糾弾して、民団は反論できないような苦悶の時代があったことは記憶にとどめておいていい。

 朝鮮総連の韓国の軍政批判に日本共産党や日本社会党が批判を過熱化して、朝日新聞もまた韓国の軍事独裁政権を批判する記事を書いていて韓国人留学生の徐勝のスパイ事件を糾弾していて、日本人も今のネトウヨとは違った韓国批判をしていた時代があった。

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 エホバの証人も韓国で朴正煕大統領の軍事独裁政権の犠牲者で国家保安法違反で何人も逮捕されて拷問や死刑もあって、今も良心の囚人である人もいるのは事実でもある。

 日本のエホバの証人も当時は信者が少ないが、韓国で信者が犠牲になっていることを真剣に正しい生き方であると思って自然と組織の教えは間違っていないと考える人も多く、昔は良識的ではなかったのか?

 当時の新聞では北朝鮮は地上の楽園であると報道していて、エホバの証人になる人も何となくサヨクな人も多かったとは思う。

 エホバの証人の主権論争みたいな考えでいえば北朝鮮は地上の楽園を実現したエホバが支配する楽園のような国であって、韓国はエホバの証人の信者を朴正煕大統領が手当たり次第逮捕して、まさにサタンが支配する暗黒の人権抑圧国と思ってエホバの証人の教えが正しいと思う理由もあったのではないか?

 昔のエホ証も日韓関係はよく知っている人も多く、韓国で独裁者の朴正煕大統領が恐怖政治を強いてもエホバの証人は命がけで戦争に反対して、聖書の原則に忠実で徴兵を拒否してエホバを讃える宗教的な活動は賞賛する人は多かったはずだ。

 ともかく、1960年代から1970年代のエホ証も地上の楽園という考えは朝鮮半島情勢を考えると非常に分かりやすく、信者も増えていったのだが、もちろん隣国の韓国の信者の動向に神を求める真摯な姿を見出したのは否定できないだろう。

 文鮮明の統一教会はエホバの証人の逆でサタンは共産主義である金日成で、神の国は朴正煕が軍政を敷いた韓国の反共国家の側であって、国際勝共連合という反共極右団体も設立して、日本共産党や朝鮮総連糾弾を日本国内でしていてサタンである共産主義は人類の敵であるから滅ぼせ!といっていたのだが。

 昔は日本共産党もエホバの証人は韓国の軍政の犠牲者であって、カルトとは思っていなかったとも思うし、戦前の灯台社の明石順三の徴兵拒否や日の丸を拒否することはむしろ好感すら抱いていたとも思う。

 最近の日本共産党はエホバの証人を批判してカルトと糾弾する記事が『しんぶん赤旗』に多いのだけど、昔はエホバの証人は韓国の軍政の犠牲者であって正しいことをしていると思っていた人も多く、悪いのは朴正煕大統領の側であって韓国の軍政こそ社会悪であって悪いに決まっていると批判していたはずだ。

 昔は北朝鮮の金日成もまだ個人独裁やカルト的個人崇拝も少なくて、中ソ論争でもどちらにもつかない状態で主体思想をいい出していて、社会主義国家でもあったが今の北朝鮮のように軍事優先の先軍政治で核保有など考えてもいなかったという。

 自分も今の公然と核武装と核実験をしても何が悪いのだ!と開き直っている朝鮮総連は批判されて当然だとは思う。

 しかし、昔は朝鮮総連より悪いのは朴正煕大統領を支持する日韓癒着の民団の方ではないか、で圧倒的に朝鮮総連の方が在日社会では影響が大きかったことは言論の公平のためにいいたい。

 エホバの証人も組織のくだらない『目ざめよ!』とか『ものみの塔』を読むより、こういう昔の日韓関係とか日朝関係の記事でも読んで自分で考えて昔のJWはどうだったのか?をしっかり考えた方がいいんじゃないだろうか?

 昔の韓国の独裁体制で命がけで神なるエホバを信じて、信仰を守ったことを忘れて安易に組織拡大と特権を崇拝するしか能がない今のエホ証は昔に戻るべきだろう。