朝鮮総連本部が売却というか、差し押さえになっている。

 本部を失った朝鮮総連の事件はもはや朝鮮総連がかつての勢いがなくなって在日社会から見捨てられた・・・との批判も逆巻いている。

 先軍政治で核開発に精を出す北朝鮮に盲目的に追従して日本社会や民団からも激しい批判を浴びた朝鮮総連であるが、本部を失って競売にかけられた・・・というのは組織の崩壊を暗示する事件というべきだろうか?

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 韓国寄りの民団にいわせれば朝鮮総連本部だって地上の楽園を帰国事業でエホバの証人のように煽りたてて、北朝鮮の金日成や金正日の独裁に無条件にしたがってきて在日同胞から見放されるのは時間の問題だと思っていたのだろうか?

 本部を失った朝鮮総連は在日社会でも影響力が大幅に後退して、今、力を入れているのは朝鮮学校の無償化問題なのだけども、相変わらず教科書無償化問題でも金日成崇拝や北朝鮮の核武装に関しては当然といわんばかりの態度でこれまた日本社会や民団から手厳しい批判も受けている。

 同じように世界的なカルト教団のエホバの証人のブルックリン・ベテルも本部を失い、さながら朝鮮総連のようだと私は思ってしまうのだ。

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 ニューヨークのブルックリン・ベテルの本部売却問題も実は裁判に敗北して多額の賠償金を請求されてものみの塔聖書冊子協会は身動きがとれない・・・という深刻な事情もあるらしい。


 9歳の時から一年間、エホバの証人の男性信者から性的虐待を受けたとして、キャンディス・コンティーという女性(26歳)が、ものみの塔聖書冊子協会と加 害者と加害者の所属するノースフリーモント会衆に損害賠償を求めた裁判で、6月13日に、アメリカのカリフォルニア州最高裁で判決が言い渡されました。裁判官は、280万ドル(22億円)の賠償命令を出すと共に、2年間、協会の資産(約800億円相当)の凍結も命じました。

 賠償金の40パーセント(8億8000万円)は、ものみの塔が支払うことになっており、その支払いの責任から逃れられないようにするための処置ですが、この資産凍結の命令が、賠償命令よりも組織に大きなダメージを与えると見られています。

 この数年間、経済的に苦しい状態が続いているものみの塔協会は、節約対策の一環として、ニューヨー クのブルックリンにある不動産を売却して、本部の移動を計画していました。

 この計画以外にも、雑誌の縮小(2013年1月から『ものみの塔』誌も『目ざめ よ!』誌も32頁から16頁のものになる)、ギレアデ学校の閉鎖、世界各地での支部の閉鎖、会衆の合併など、様々な策を講じてきましたが、ブルックリンの資産の処分ができなくなると、より一層、厳しい状況に置かれます。

 ものみの塔に致命的なダメージを与える判決

 そのうち、このまま日本の海老名ベテルも北朝鮮に無批判に従った朝鮮総連本部やNYCブルックリン・ベテルのように崩壊する可能性だってあるだろう。

 朝鮮総連が日本社会や在日コリアン社会から見捨てられて本部が売却されたように、エホバの証人の本部も信者からも見捨てられ始めて、1914年のハルマゲドンの嘘を暴かれてこれまた見捨てられたというべきだろうか?

 地上の楽園の嘘の破綻の結末は双方、痛い結果になったといえるのではないか?