エホバの証人の賛美の歌には敵とかハルマゲドンとか世の終わりばかりが登場してキリスト教のイメージとは違っている。

 さながら北朝鮮の朝鮮労働党の朝鮮人民軍の軍歌みたいに暗く、歪んでいて、恐怖と世界の終末を煽って、出てくるのは敵を打ち砕け!とか、敵を倒せ!なのが怖い。

Sing to Jehovah #133

 エホバの証人の賛美歌133番の救出を神に求めなさいなのだけれど・・・信者はこういう歌を歌って平気なのが怖いですな。


1. 諸国民の 長きにわたる
地の支配 すでに終わりを告げた
み子 治める 神の王国
敵たち 打ち砕く 定めの時に

求めよ エホバを 求めよ 救いを
神の義を求めつつ 忠実を保ち 力あるみ手の 救い 見よ

2. 神の民は 全地で告げる
命と死 分ける 真理の言葉

辛い試練 降りかかろうと 忠節 尽くすなら 神は助ける

求めよ エホバを 求めよ 救いを
神の義を求めつつ 忠実を保ち 力あるみ手の 救い 見よ 

  敵たち 打ち砕く 定めの時に・・・という敵とはもちろんキリスト教世界の大いなるバビロンであろう。

 北朝鮮がアメリカが敵だ!と朝鮮労働党が敵を作って結束して金正日を仰いでいるようにエホバの証人はエホバを崇拝して、サタンと闘争して勝つのだ!と思っているとしか思えない。


 旧約聖書のゼパニア書からエホ証特有の『敵たち 打ち砕く 定めの時に』で敵のキリスト教世界と定めの日というハルマゲドンの審判を勝手に歪曲しておどろおどろしいような音楽で信者を王国会館につなぎとめるような音楽で余り、聴いていて好感を感じる人は少ないだろう。


 エホバ神に背くとハルマゲドンで滅ぶぞ!という圧迫感がどんどん響いてマインドコントロール状態になって、最後にはキリストが再臨して明るい調子になってイエス・キリストが力あるみ手の救いを差し出して見よ!


 

 パブテスマを受けたJWの信者はこういう世界を本気で正しいと思ってハルマゲドンと楽園の命と死 分ける 真理の言葉しか信じなくなってしまい、人間性も同時に失うのではないか?

 とはいうものの人によっては破滅のような暗さの果てに最後に救いのような明るさがある133番を評価する人もいるのか?とは思った。