エホ証は最近は組織は組織は・・・ばかりで現役信者ももういや!と悲鳴状態である。

 しかし、どうも、1960年代のエホバの証人はまだ、自分で考えて書籍を読んで答えを出す!ような聖書研究をしていて完全に組織が100パーセント正しい!とは王国会館の長老も普通に思っていて自発的な聖書研究を重んじてたようにも思う。

 大学進学だってエホ証は普通にしていて有名大学で良心的兵役拒否の思想も率直にエホ証は語っていて聖書も読んではいたらしい。
 
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 その当時(1968年)は日本のエホバの証人の人口はまだ少なく、ピラミッド構造も今ほどあからさまではなく、いわば兄弟関係の自由や気遣いを見出せました。

 それで研究はせずに、集会に出席していました。そのうち協会の方針に従って、いわゆる導かれるままに当時会衆にいた特別開拓者の兄弟と研究しバプテスマを受けエホバの証人の社会の常識に従って画一路線を歩み始めました。

 司会者を変更することについて

 1960年代といえばアメリカとソ連が冷戦で対立していて、日本の隣国では韓国の軍事独裁政権の民衆弾圧が問題になって学生運動でも話題になって日韓関係でぎくしゃくしていて、韓国のエホバの証人が兵役を拒否してKCIAというか韓国の秘密警察に逮捕されて、国家保安法違反で拷問も受けていたこともあったりもした。

 エホバの証人もハルマゲドンや永遠の命で地上の楽園なんてはいっていたのはいっていたが、実は韓国の独裁政権下で仲間のエホバの証人が人権を抑圧されたのが気になってしまった・・・なんていう現実的なテーマに関心があったのだという人も多かったのだろう。

 エホ証も確か普通に大学にいった信者もいて、日本共産党系の全学連にような学生運動の連中と韓国の独裁政権がおかしい!と意気投合していたこともあっただろう。

 朝鮮総連系の在日コリアンの学生運動の留学同なんかと南朝鮮のパク・チョンピ大統領は狂暴な独裁者・・・みたいに社会批判をしていて自分はエホバが正しい・・・みたいにいっていた人もいたのだろうな、とは思う。

 エホ証も大学でバーネット裁判でアメリカのJWが国旗を拒否して信仰を守ったのは偉大とか、韓国で良心的兵役拒否を貫徹して我々は戦争に一貫して反対してエホバとキリストに忠実である!みたいにいっていた人もいて普通に伝道もしていたらしい。

 サヨクというか左翼めいた部分もあってそこそこ異端のキリスト教でもあったが、まだ、今の社会の正義と不正義はしっかり考えていた時代もあったのは名誉のためにいってあげたい。

 『楽園をもたらす政府』みたいな冊子を学生運動みたいに熱心に訪問して配るエホ証もいて、彼らなりに社会の不正義とか戦争と平和の問題は真剣に考えていて人生の正しい真理の実践と思っていたのではないだろうか?

 昔はエホ証もそれなりに世の人とも交わっていて、世の人の書籍もまたエホバを知るために意見は大切だなんていっていて人間的にしっかり自分の意見をもっていて自分の頭で考える人は確かに多かったとは思う。

 しかし、1975年に人類の歴史が6000年になるのでハルマゲドンが起きる!と統治体が煽って、見事に予言が外れて信者が激減してしまった。

 その後、統治体は一気に組織、組織と馬鹿みたいに締め付けて徹底的に北朝鮮の情報統制を強化していくようになって神権ピラミッドの組織を一気に強化して、徹底したマインドコントロールを強化したようでもある。

 1975年にハルマゲドンの予言を外してからJWは徹底的に組織強化!なんていいだして、組織とは別の本を読めば背教である!ので排斥を繰り返したり、世の人はサタンに洗脳された真理を知らない無能の人みたいにいうようになって締め付けというか組織のしばりが強化されたのではないか?

 一気に1975年の事件を契機に王国会館の雰囲気が変化してより過激な終末思考のカルトにエホ証はなったのではないか?
 
 そのときの組織には、まだ真理を追究する姿勢のようなものが残っていて、会衆を回るエリート信者である「巡回監督」も、今のような上意下達の支部出身天下り官僚監督などではなく、現場叩き上げの個性的で魅力的な人物が多かったように思います。

 真理を追究する過程、途上にある「解釈の調整」なら受け入れもしようと思っていました。

 自分が?と思いだしたのは、信者から圧倒的な評価を得ていたカリスマ巡回・地域監督の中から、次々と降格され、中にはヒラ長老どころかエホ証ですらなくなる人さえ出た時期です。

 それで、組織は事実を隠蔽するので想像になりますが、日本のカリスマ巡回・地域にも現場の声をくみ取り、何らかのアクションを取ろうとした中で、排除された人もいるのではないか、と。

  個人的なこと③

 古い時代の巡回監督の話を読むとどうも組織優先というわけではなくて、自分で考えてエホ証の書籍研究や良心的兵役の拒否は正しい・・・なんて思っていて、まだ、自分で考えていた人が多く、人間らしさももっていたのではないか?

 しかし、悲しいことに・・・今のエホバの証人は組織や統治体で信者拡大しか頭にないらしく、安易に楽園とハルマゲドンの到来でもはや昔のJWのように自分で何かを考えて自分はこう思う、みたいな思考は永遠に失われて組織のロボットで心を失った哀れなままになってはいないか?

 もはやマジメにエホバは神である!と考えるエホ証は王国会館に残っていなくて、巡回監督も今のエホ証がおかしい!という人はレイモンド・フランズのように日本でも有無をいわさぬ排斥を繰り返して、嫌がらせを受けて追放されたのだろう。

 昔のエホ証の黎明期に戻れ!と今の組織にいっても無駄!なので、どんどん批判的な人は匿名で内部告発的にJWはふざけるな!とブログやSNSで意見をいっているというのが現状なのではないか?

 昔はそれなりに世の人の意見や出版物も尊重していたエホバの証人ではあったが、1975年の事件から世の人はみなサタンの手先であって、世の人とは親しくなるな!と洗脳がアレフの麻原信仰のように強化されたといっていい。

 我々こそが真理を知っている選ばれた選民である!と強烈に信者が思うようになって冷酷非情で何かといえば世の不安を煽ってハルマゲドンで人を脅迫的に脅し、楽園の幼稚な幻想しか浸れないとは情けない。