オウム真理教とエホバの証人の思考法は似ている。  

 オウム真理教だって麻原彰晃はハルマゲドンを熱望して信者だけが救済を約束されていたと狂信していたし、血のイニシエーションというかエホバの証人の輸血拒否のような不可解な儀式もやっていた。  

 エホバの証人を辞めるきっかけになったのがオウム真理教の地下鉄サリン事件という自然消滅者もいるが、これは正しい選択だろう。  

 オウム真理教(アレフ)とエホ証の思考法が恐ろしいほど似ていて気味が悪い。

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 今から約20年前、オウム真理教の一連の事件は目覚めるきっかけになりました。  

 地位や名誉を捨て全財産を寄付し、熱心な宗教活動をする彼らとエホバの証人の信者とに違いが見られないと感じるようになりました。  

 特に今でも鮮明に思い浮かぶのがメディアの前で刺殺された村井秀夫がTVで会見する様子です。  

 口元は笑っているが目は笑っていない。壇上で話す長老たちの姿そのものだと当時身震いしました。  

 後に村上春樹さんやジャーナリストらによる元オウム信者へのインタビュー記事を見ましたが、彼らの当時の精神志向はエホバの証人のものとほぼ同じです。  

 あり得ないことですが、もし組織が世の邪悪な人々を神の代理として裁き(殺害)なさいと命じたら、実行に移す信者は確実にいると私は思っています。

 (輪廻転生を信じるオウムの教えでも「ポア」はその人とって救いを意味し、教義上の正しい裏づけがあった。)  

 自分がJWから離れるまでにはその後数年間を要しましたが、最初の目覚めのきっかけではありました。

 目を覚ました理由

 エホバの証人とオウム真理教が同じような組織である!というのは暴言でもなんでもない。
 
 エホバの証人がハルマゲドンが到来する!といって家から家への勧誘を繰り返していた矢先にオウム真理教がノストラダムスの大予言を妄信して地下鉄サリン事件を引き起こした。

 オウム真理教もハルマゲドンを妄信していて現実に1991年に地下鉄サリン事件をおこしたことが王国会館の会衆にも即座に伝わってもう、JWの家から家へハルマゲドンを伝える宗教的勧誘はほとんどオウム真理教と同じではないか?と思って自然消滅した人も多い。

 人類の終末のハルマゲドンの到来を狂信して信者を勧誘するオウム真理教とエホバの証人は同じような考えの閉鎖的なカルトであって社会からの厳しい拒否感情があるのは当然だろう。

 オウム真理教=アレフ=エホバの証人と思って組織から去る・・・という選択は実に賢い。